IT都市バンガロール。そこから北東へ約50km。
70年代初頭、寒村だったサンテカラハリ村が突如沸き立つ。
細々と地元で消費される為だけに切り出されていたその大地の恵みに
人々が集まり、開発につぐ開発。
何もないはずだった村が突如として無数の丁場群に埋め尽くされ、すべては始まりました。
人力が機械にかわり、その規模も拡大を続け、
最盛期には20丁場を越える無数の丁場群が形成されました。
その成功をみた人々が各地に散り、インドの石材業界を発展させました。
その伝説はまさにインド石材業界の全てのはじまり。
ここからインドの石材史がはじまったといっても過言ではないでしょう。
石ごとの絶妙の色合いの多様性が、人の顔が皆違うように個性を生み、
硬質ながらも細やかで穏やかな深い色合いが人々に愛され
歴史を形作ってきました。
今日も拡大するバンガロール都市圏に近く、数々の採掘規制を受け
規模は縮小しましたが、日本のお客様の需要に応えるため日夜採掘を続けています。
石種データ | ||||
素材 | 色目 | 圧縮強度(N/mm2) | 見掛比重(t/m3) | 吸水率(%) |
御影石 | グレー系 細目 | 118.42 | 2.660 | 0.142 |
洋墓デザイン例 JSCオリジナル・レグルス
和型デザイン例 神徒墓
インド石材の歴史と共に発展してきたインドグレー御影「カラハリ」。
始まりの頃から日本向けに出荷され
高級墓石材として各地で用いられてきました。
数多の人々に安らげる終の棲家を提供してきた銘石中の銘石です。
カラハリグレー丁場位置
India-丁場-カラハリ Kalahalli P 201111
India-丁場-カラハリ Kalahalli-K 201204